こだわりのフルーツトマトを直接消費者の方へお送りしています。
2019年10月22日
『野菜の値段の9割は中間マージン』は間違いです
インターネットでは衝撃的な話のほうが拡散スピードが早くて、ちゃんと元のニュースやソースを確認しないまま、一緒になってぷんぷん怒る人たちが多いです。
でも中にはちゃんとそれを「待って!それおかしいよ!」って言ってくれる人もいます。 山本 謙治 (Kenji Yamamoto) さんのこの記事はまさにそういうもの。
以下やまけんさんの記事へのリンクです
「『野菜の値段の9割は中間マージン』の衝撃」という記事が書かれているが、それ、間違いです。農産物の価格形成というのは、そんなに簡単な話じゃない。
(画像出典:http://agora-web.jp/sitepolicyより)
農家の実感としても9割も中間マージンでもっていかれちゃってることはありません。やまけんさんの記事にでてくる数字のほうが近いです(野菜の種類によってたぶん農家の手取りは違うと思う…高級野菜は農家の手取りはもっと少ないかな…)
それに「中間業者ががっぽり持っていっちゃう」なんてことはなくて、途中の農協さんも流通業者さんも卸さんもスーパーさんも近くでみているとお仕事のわりに利益が少なくてたいへんだよなぁ…と思うくらい。
−−−
世の中の仕組みにぷんぷん怒る前に、安売りばかりに飛びつかないで、誠実に手間ひま時間をかけて育てた野菜がその値段でほんとにいいのかなって考えてくれたらいいのになと思います。
Asako
でも中にはちゃんとそれを「待って!それおかしいよ!」って言ってくれる人もいます。 山本 謙治 (Kenji Yamamoto) さんのこの記事はまさにそういうもの。
以下やまけんさんの記事へのリンクです

(画像出典:http://agora-web.jp/sitepolicyより)
農家の実感としても9割も中間マージンでもっていかれちゃってることはありません。やまけんさんの記事にでてくる数字のほうが近いです(野菜の種類によってたぶん農家の手取りは違うと思う…高級野菜は農家の手取りはもっと少ないかな…)
それに「中間業者ががっぽり持っていっちゃう」なんてことはなくて、途中の農協さんも流通業者さんも卸さんもスーパーさんも近くでみているとお仕事のわりに利益が少なくてたいへんだよなぁ…と思うくらい。
−−−
世の中の仕組みにぷんぷん怒る前に、安売りばかりに飛びつかないで、誠実に手間ひま時間をかけて育てた野菜がその値段でほんとにいいのかなって考えてくれたらいいのになと思います。
Asako
posted by tomato at 08:11| Comment(0)
| 農作業
2019年09月24日
一緒にアシスト瓦を作りませんか
この間の台風15号で多くの被害のあった千葉県…。ニュースでみるとブルーシートで屋根を覆っているおうちもたくさんあります。まだ正確な数字はでていないようですが、被害は4万棟とも言われています。
北海道に住んでいると瓦屋根のおうちは少ないので、あまり想像できないかもしれませんが、ものが飛んできて屋根の瓦が割れてしまうとそこから雨漏りしてしまうの。割れただけでなく、瓦が飛んだり落ちたりしてしまっているおうちもたくさんあります。でもすぐに全部のおうちの屋根を直すことはできません。というわけで、ブルーシートに代わって本物の瓦が来るまでの一時しのぎの「アシスト瓦」というわけです。
簡単な工作でできるので一緒に作りませんか?できたアシスト瓦は 災害救援 レスキューアシスト さんへ送ります。
れいちゃんと相談したのですが、工作そのものは簡単なんだけどけっこう広い場所が必要なので、うちの育苗ハウスで作業することにしました。
ダンボールを測って切ったりするのはけっこう面倒なので、農作業の合間にパートさんにも手伝ってもらって、これまでに100枚以上作っておきました
あとはシートを測って切って、テープでとめて、(書きたかったら)メッセージを書いて…かな。一人でやってると数枚作るのもたいへんだけど、みんなでおしゃべりしながら流れ作業ならきっとたくさんできるよ。
26日木曜日、午後1時から4時くらいまで作業しています。お手伝いしてもいいな〜という方がいたら、遊びに来てね♪




100枚で何軒の屋根になれるんだろう…気が遠くなるくらいの支援が必要だよね…
北海道に住んでいると瓦屋根のおうちは少ないので、あまり想像できないかもしれませんが、ものが飛んできて屋根の瓦が割れてしまうとそこから雨漏りしてしまうの。割れただけでなく、瓦が飛んだり落ちたりしてしまっているおうちもたくさんあります。でもすぐに全部のおうちの屋根を直すことはできません。というわけで、ブルーシートに代わって本物の瓦が来るまでの一時しのぎの「アシスト瓦」というわけです。
簡単な工作でできるので一緒に作りませんか?できたアシスト瓦は 災害救援 レスキューアシスト さんへ送ります。
れいちゃんと相談したのですが、工作そのものは簡単なんだけどけっこう広い場所が必要なので、うちの育苗ハウスで作業することにしました。
ダンボールを測って切ったりするのはけっこう面倒なので、農作業の合間にパートさんにも手伝ってもらって、これまでに100枚以上作っておきました
あとはシートを測って切って、テープでとめて、(書きたかったら)メッセージを書いて…かな。一人でやってると数枚作るのもたいへんだけど、みんなでおしゃべりしながら流れ作業ならきっとたくさんできるよ。
26日木曜日、午後1時から4時くらいまで作業しています。お手伝いしてもいいな〜という方がいたら、遊びに来てね♪
100枚で何軒の屋根になれるんだろう…気が遠くなるくらいの支援が必要だよね…
posted by tomato at 19:31| Comment(0)
| 農作業
2019年08月12日
移動支援Reraの話
わたしたちが農業を始めて間もない頃、新米農家は仕事がのろくてどうにもならないくらいトマトたちのお世話が追いつきませんでした。そんなとき、沖縄でお仕事をしていたヒロコが「そんなに困ってるなら、行くわ!」と、ぴゅーんと日本縦断して助けに来てくれました。もう身体も限界、心も折れかけているときに本当に神さまに思えたよ。あれはもう10年くらい前??(^^;
そんな村島弘子さんが震災後に石巻へ駆けつけて、困っている人たちの送迎をするボランティアのスタッフして働き始めた。そしてどんどんボランティアの人たちが入れ替わる中、気がつけば「一番長く続けている人」になり、さらに「だいひょう」になり、困っている人たちを助け続けるために、状況や周りの対応に泣いたり怒ったりしながら仕組み作りをしてがんばってきた。
今一緒にがんばってくれてる仲間の多くは、きっとヒロコの熱い想いに共感して惹きつけられてしまった人たちだろうと思う。
今はもう災害支援というよりは、日々困っている人たちにとって、なくてはならない活動になっている。ただ困っている人というなら助けきれないくらいいる。だから最初のきっかけの「移動に困っている人」というところから、自分たちのできることの中で、どんなことができるだろう?と一生懸命考えて、思いがけない活動を生み出している。
きっと行政とか、大きな組織じゃできない柔軟性で、大きな目で見て何が必要だろう?と考えていった結果だろうと思う。お出かけとか菜園とか本当に喜ばれていると思う。
笑顔が広がるってことは生きがいや幸せを感じるってことで、ただの目の前の問題解決ではない、すごいことだち思うんですよね〜。こういうのって既存の言葉で表現できない 。数字にしにくいから、評価されにくくて残念。もっとみんなにヒロコたちの活動を知ってもらいたいなぁと思いつつ、どうやって紹介したらいいんだろう?と思っていたところ、NPO法人 移動支援Rera の活動を、実際にボランティアとして長く参加しているライターさんが力作記事にまとめてくださったのでご紹介します。
ぜひぜひ読んで欲しいです。

このお写真はReraのボランティアさんの撮影したものです。クリックすると介護ポストセブンさんのサイトの『移動困難者を支える活動レポート|東日本大震災時から活動を続ける石巻の「Rera」とは?<第1回>』の記事にジャンプします。
3回シリーズ 1回目
https://kaigo.news-postseven.com/16911…
2回目
https://kaigo.news-postseven.com/16918
3回目
https://kaigo.news-postseven.com/16926
災害支援というとフッコーチョーのなんとかがかんとかで、10年をめどに見直しになっちゃうらしい。でも10年経って困らなくなる人もいるかもしれないけど、依然として困っている人たちもいるわけで、これからさらに支援が必要だと思うんですよ。どうしたらいいんでしょうね…。
Reraさんの支援についてのページ
http://www.npo-rera.org/supporter.html
Asako
そんな村島弘子さんが震災後に石巻へ駆けつけて、困っている人たちの送迎をするボランティアのスタッフして働き始めた。そしてどんどんボランティアの人たちが入れ替わる中、気がつけば「一番長く続けている人」になり、さらに「だいひょう」になり、困っている人たちを助け続けるために、状況や周りの対応に泣いたり怒ったりしながら仕組み作りをしてがんばってきた。
今一緒にがんばってくれてる仲間の多くは、きっとヒロコの熱い想いに共感して惹きつけられてしまった人たちだろうと思う。
今はもう災害支援というよりは、日々困っている人たちにとって、なくてはならない活動になっている。ただ困っている人というなら助けきれないくらいいる。だから最初のきっかけの「移動に困っている人」というところから、自分たちのできることの中で、どんなことができるだろう?と一生懸命考えて、思いがけない活動を生み出している。
きっと行政とか、大きな組織じゃできない柔軟性で、大きな目で見て何が必要だろう?と考えていった結果だろうと思う。お出かけとか菜園とか本当に喜ばれていると思う。
笑顔が広がるってことは生きがいや幸せを感じるってことで、ただの目の前の問題解決ではない、すごいことだち思うんですよね〜。こういうのって既存の言葉で表現できない 。数字にしにくいから、評価されにくくて残念。もっとみんなにヒロコたちの活動を知ってもらいたいなぁと思いつつ、どうやって紹介したらいいんだろう?と思っていたところ、NPO法人 移動支援Rera の活動を、実際にボランティアとして長く参加しているライターさんが力作記事にまとめてくださったのでご紹介します。
ぜひぜひ読んで欲しいです。

このお写真はReraのボランティアさんの撮影したものです。クリックすると介護ポストセブンさんのサイトの『移動困難者を支える活動レポート|東日本大震災時から活動を続ける石巻の「Rera」とは?<第1回>』の記事にジャンプします。
3回シリーズ 1回目
https://kaigo.news-postseven.com/16911…
2回目
https://kaigo.news-postseven.com/16918
3回目
https://kaigo.news-postseven.com/16926
災害支援というとフッコーチョーのなんとかがかんとかで、10年をめどに見直しになっちゃうらしい。でも10年経って困らなくなる人もいるかもしれないけど、依然として困っている人たちもいるわけで、これからさらに支援が必要だと思うんですよ。どうしたらいいんでしょうね…。
Reraさんの支援についてのページ
http://www.npo-rera.org/supporter.html
Asako
posted by tomato at 18:30| Comment(0)
| 農作業
2019年08月10日
食料自給率のブログ記事ご紹介
つい先日近くの小麦畑が刈り取られ、農協の行き帰りに見る田圃も色づいてきたなぁと感じている今、このやまけんさん(山本謙治さん)の記事はとてもタイムリー。
やまけんの出張食い倒れ日記
この間、下川りくらしネットさん主催の幕内秀夫先生の「粗食のすすめ」でも、パンじゃなくてごはん食をすすめていました。子どもたちの胃袋はとても小さいので、お菓子や清涼飲料水でカロリーが満たされてしまうと食事が入らなくなってしまう(先生のお話をいつか書きたいと思いつつ、書き始めると長くなってしまうので、バッサリ要約ですみません。もっといろいろぎゅっと詰まったご講演でした)
また、先月は東北で菜種油を作ってる方、関西でゴマ油を作っている方とお話する機会もあって、まじめに作られた日本の油の美味しさをもっとみんなに知ってほしいなぁと思って帰ってきたところ(この話もいつか書きたいと思いつつ、書き始めると長くなってしまうので…以下同文)
いろいろ頭の中でそよそよとぐるぐると回っているんだけど、言葉になってでてきません。そんなときこのやまけんさんの、力作記事で胸にストンと落ちる言葉がありました。「日本の食料自給率が低い一番の理由は、日本で生産しやすい食料を日本人自身が選んでいないから」
そうなんだ!日本人が何を選んで買って食べたか、が、つまり数字になっているわけで、食料自給率を改善したかったら消費者が何を選ぶかで簡単に変えられるじゃないかってことなんだ!
自給率だけでなくて、自分たちの選んで食べてるものが経済や未来や自分の身体も国土も地方(ローカルに人が住むことも)も作っているんだよ。ああ、いっぱい思うんだけど、まとめられません…
---
やまけんさんのこの記事にはもっとたくさんのことが書いてあって、みんな時間をかけて読んでみたらすごくいろいろ考えることがあります。ぜひみなさん 時間を作って お読みください。
Asako
やまけんの出張食い倒れ日記
この間、下川りくらしネットさん主催の幕内秀夫先生の「粗食のすすめ」でも、パンじゃなくてごはん食をすすめていました。子どもたちの胃袋はとても小さいので、お菓子や清涼飲料水でカロリーが満たされてしまうと食事が入らなくなってしまう(先生のお話をいつか書きたいと思いつつ、書き始めると長くなってしまうので、バッサリ要約ですみません。もっといろいろぎゅっと詰まったご講演でした)
また、先月は東北で菜種油を作ってる方、関西でゴマ油を作っている方とお話する機会もあって、まじめに作られた日本の油の美味しさをもっとみんなに知ってほしいなぁと思って帰ってきたところ(この話もいつか書きたいと思いつつ、書き始めると長くなってしまうので…以下同文)
いろいろ頭の中でそよそよとぐるぐると回っているんだけど、言葉になってでてきません。そんなときこのやまけんさんの、力作記事で胸にストンと落ちる言葉がありました。「日本の食料自給率が低い一番の理由は、日本で生産しやすい食料を日本人自身が選んでいないから」
そうなんだ!日本人が何を選んで買って食べたか、が、つまり数字になっているわけで、食料自給率を改善したかったら消費者が何を選ぶかで簡単に変えられるじゃないかってことなんだ!
自給率だけでなくて、自分たちの選んで食べてるものが経済や未来や自分の身体も国土も地方(ローカルに人が住むことも)も作っているんだよ。ああ、いっぱい思うんだけど、まとめられません…
---
やまけんさんのこの記事にはもっとたくさんのことが書いてあって、みんな時間をかけて読んでみたらすごくいろいろ考えることがあります。ぜひみなさん 時間を作って お読みください。
Asako
posted by tomato at 10:06| Comment(0)
| 農作業
2019年08月04日
オンラインショップ
アテネファームのオンラインショップをオープンしました♪
今年は早春からおひさまいっぱいで葉っぱも立派に育ってとても美味しくなっています。先にお送りしたお客さまからも届いたその日に「毎年この味を待ってるのよね〜」とのうれしいメッセージとともにリピート注文がありました。(^^)/ヤッター!がんばって育ててる甲斐があります。
ご注文は下記URLから承っております。みなさまのご注文、おまちしてまーす♪
https://athenefarm.easy-myshop.jp/
posted by tomato at 12:57| Comment(0)
| 農作業
2019年08月03日
そろそろ
最近は日々赤くなるトマトに追われ追われて、いろんなことが遅れています。(メールのお返事とか事務とか、トマトの管理作業とか…自分の能力不足を実感します。(^^;)一番の原因は春から続く暑さなんですけど…。自然のありように対して人間のできることは少ないなぁといつも思います。
明日くらいにネットショップをオープンしようと思っています。お待たせしてごめんなさい♪
全国的に暑さが続いているようですが、みなさんもアテネファームのトマト食べて、熱中症にならないようにがんばりましょうね〜。
Asako
posted by tomato at 06:26| Comment(0)
| 農作業
2019年04月13日
農民の視点 展

クリックすると大きくなります
一昨年に続いて2回目の、農民の視点 展をやっています。長年のブログ読者さんはもうご存知と思いますが、うちのトマトの師匠はただの農民ではなく、画家でもあるのです。その農民画家さんに誘っていただいて、トマト氏の写真も展示させていただいています。お近くにいらっしゃることがありましたら、ちょっと覗いてみてくださいね♪
会期 2019年4月12日(金)〜21日(日)
15日(月)は休館日です
場所 名寄市北国博物館1Fギャラリー
名寄市緑岡222 01654-3-2575
この展示会の様子をNHKさんが放送してくれるそうです。
こちらも良かったら見てね♪
4月15日(月)18:50〜55分 道北地方向け
「旭川発 ほっとニュースどうほく 見る知る」
4月18日(木)18:10〜19:00の 「ほっとニュース北海道
JIMOTO情報」コーナーの、たぶん40分頃の放送に
なるらしいです(すみませんよくわかりません)
こちらは道内全域でみられるそうです。
残念ながら、選挙の都合でお名前の放送はありません。
Asako
posted by tomato at 08:42| Comment(0)
| 農作業
2019年04月02日
つぼみが開いてきたよ
つぼみが開き始めています。この花が咲いてから赤い実になるまで約2ヶ月かかります。トマトの季節はまだまだ先だなぁ…
今のところ育苗も順調です。葉も肉厚で切れ込みが深く、一枚一枚がこじんまりとしていて、フルーツトマトの素質をよく備えた良い娘たち。産毛もびっしりです。スパルタ母の愛にしっかり応えてくれています。(^^)
Asako
posted by tomato at 08:20| Comment(0)
| 農作業
2019年03月15日
苗も元気に育っています
アテネファームでは一度に作業が重なってしまわないように、少しずつ時期をずらして苗を育てています。

一番早く来た子たちはだいぶ大きくなってきました。ほんの小さなつぼみも見えています。

見えるかな?

一番若い苗はまだやっと本葉が出てきたところです。かわいいなぁ。みんな良い子に育ってほしいです(^^)
苗の面倒をみるのと並行して、トマトを植えるハウスの準備も進めています。
下川町は雪が多いのでビニールハウスがつぶれてしまわないように冬の間は被覆資材をめくってホネだけにしています。それを除雪してビニールを張って雪を融かして肥料をまいてトラクターでおこして…そんな準備をいろいろやってからトマトを植えるのです。今からハウスの準備を始めて植えられるようになるのは4月の終わりからGWのころです。雪の多いところでのトマト作りはいろいろ手間もかかりますが、ミネラルをふくんだたっぷりの雪解け水が土を洗い流してくれるので悪いことばかりではありません。

今年は思いがけない事情ができて、地域の大親分のカズユキちゃんが除雪をしてくれることになりました。カズユキちゃんのトラクターはものすごく大きくて足もゴムのキャタピラーでできています。しかも走るのがとても早い!雪の上ではタイヤのトラクターよりもすいすい自由に走っていきます。うちが1週間くらいかけてやる分量をなんと2時間ですっきり綺麗にはねてくれましたよ
カズユキちゃん、どうもありがとうございます!
Asako
一番早く来た子たちはだいぶ大きくなってきました。ほんの小さなつぼみも見えています。
見えるかな?
一番若い苗はまだやっと本葉が出てきたところです。かわいいなぁ。みんな良い子に育ってほしいです(^^)
苗の面倒をみるのと並行して、トマトを植えるハウスの準備も進めています。
下川町は雪が多いのでビニールハウスがつぶれてしまわないように冬の間は被覆資材をめくってホネだけにしています。それを除雪してビニールを張って雪を融かして肥料をまいてトラクターでおこして…そんな準備をいろいろやってからトマトを植えるのです。今からハウスの準備を始めて植えられるようになるのは4月の終わりからGWのころです。雪の多いところでのトマト作りはいろいろ手間もかかりますが、ミネラルをふくんだたっぷりの雪解け水が土を洗い流してくれるので悪いことばかりではありません。
今年は思いがけない事情ができて、地域の大親分のカズユキちゃんが除雪をしてくれることになりました。カズユキちゃんのトラクターはものすごく大きくて足もゴムのキャタピラーでできています。しかも走るのがとても早い!雪の上ではタイヤのトラクターよりもすいすい自由に走っていきます。うちが1週間くらいかけてやる分量をなんと2時間ですっきり綺麗にはねてくれましたよ

Asako
posted by tomato at 08:36| Comment(0)
| 農作業
2019年02月18日
トマト苗
今年も苗が来て、いよいよシーズンの始まりです。これからゴールデンウィークの頃までは、常に育苗ハウスの温度を気にかけていきます。もちろん夜中も何度か温度チェックだし、どんな作業の途中でも晴れたり曇ったりするたびに温度を見て育苗ハウスへ走っていってあけたりしめたり…。でもこれがなかなか楽しいのです♪
この子たちは◯クレンさんから買った苗ですが、去年に引き続き、今年も自分たちで種まきもしています。
--------------------
全部自分のところで種まきしないの?とよく聞かれるのですが、現実的にはかなり厳しいです。わたしたちも本当は一番最初の苗から種まきして育てたいけれど、そうするためには逆算するとお正月過ぎに種まきをしないとなりません。それはつまりハウスの暖房もその頃(厳寒期)から入れるということで、それはそれは暖房費が恐ろしいほどかかってしまいます。
種まきしてすぐの頃は面積にしてほんの1畳分ほどの苗たちなんだけど、無暖房というわけにはいきません。知人に「じゃあ、小さいハウスを作ったら?」と言われたのですが、小さいハウスは雪に弱いし(ホネも細い)小さい空間で暖房をすると、暖房が点いた時とそうでないときの温度の上下が激しくなりすぎます(トマトたちが可哀想)。ある程度の空間が必要なのです。それなりに雪に耐性があって、日照もしっかり確保できて、ゆったりとした温度変化…しかも、途中で水をやるために人間が入れるくらいの大きさで、井戸から水を汲むことができて、できれば暖房費が控えめで…そういう夢のようなハウスがあったらいいのになぁ、無理か、ははは (^^;
というわけで、後半に植える苗の分を自分たちで種まきしています。これは2月第一週に種まきをしているところ。一番上の写真の苗が来たら育苗ハウスに暖房を入れるので、その頃に芽を出すように計算して種まきしています。
種まきしても、まだ地表に出てこないうちはホットカーペット(農業用)の暖房だけでも大丈夫です。1000粒以上根気よくぽちぽちと蒔いていきます。老眼なのでキビシー!笑
この子たちは、今はこんな感じに育っています (^^) ちっこくてめんこいのぅ。
さらにお友だちのトマトも追加で蒔きました。これで50粒。見たところそんなに入っている感じはしないのだけど、誰かが数えていれているのでしょうね。
今年導入した便利な種まき道具をご紹介します。つけねのところギザギサがポイントで、ここをコリコリすると振動で少しずつタネが落ちていくのです。動画のリンクを貼っておくので、興味のある方は見てね。
ダウンロードは🎥こちら
Asako
posted by tomato at 08:57| Comment(0)
| 農作業
2019年01月25日
土の搬入
今日はいよいよ土搬入の日。直前にドカドカ雪が積もって、それを今朝からがんばってなんとかコースに仕上げました。降ったばかりの雪は締まらず途中で詰まってしまうので、ところどころパネコートで補強しました。午前中いっぱいかかってなんとか下まで滑り落ちるようにしたのですが…
現在国道が工事中で狭くなっているので、長時間トラックを止められないとのことで、結局ソリで搬入となりました。S運輸のみなさん、ありがとうございました。そして本当にお疲れさまでした!
帰りにトラックが取り付け道路の坂道を登れるか心配したのですが、今年から(?)四駆のトラックになったので大丈夫なんだそうです。なーんだ、じゃ来年コースを作らなくてもいいの?と聞いたら、いやー、コースを滑ってくるのを受け取るほうが断然楽だよ!とのご意見。---来年もがんばります。
Asako
posted by tomato at 16:08| Comment(0)
| 農作業
2019年01月16日
スロープ作り
今年も土搬入の準備が始まっています。今年は雪が少ないのでスロープ作りも苦労しています。トラクターや除雪機で寄せてようやくハウスまで届くギリギリ。
上からみると結構な角度ですがヨコからみるとそんなでもありません。角度が少ないと途中で詰まってしまいます。搬入日までにスロープできるかな…
Asako
posted by tomato at 09:15| Comment(0)
| 農作業
2019年01月09日
新規就農の新年会
毎年恒例の新規就農者の新年会。ここ数年急速に人数が増えていつもの場所がいっぱいになってしまったので、今年は大広間を借りました。お料理飲み物もちより形式なので、大広間を借りても一家族あたり会費170円でごちそういっぱいなのです。(写真撮り忘れた)

みんないい笑顔だね!
最初の頃は延々と深夜までトマト談義が続くフルーツトマト研究会のような様相だったけれども、いろんな栽培方法になり栽培方針もいろいろで以前のような脂っこい(笑)話にはなりません。何やらおめでたい話もあったようです
うまく言えないけれども、新しく農業を志す人たちが困難に直面したときに、同じ苦労をした(あるいは不器用な分もっとたいへんな思いをした)ちょっと先を歩いている先輩として細い道筋をしめせたらいいなと思ったりしています。いろんなことがあっても一生懸命ジタバタ努力していたら、いつか何かになるから(え?その程度じゃだめ? (^^;)最初の気持ちを忘れないで行ってほしいなと思います。

毎年お料理を何を持って行こうか迷うのですが、今年はこだわりカレーに挑戦してみました。
20種類ものスパイスが入っています。一つひとつのスパイスの香りは漢方薬のような(決していい香りとは言いがたい)ものなのですが…

渾然一体となると、あら、不思議、おなじみのカレーの香り (^^)
そして出来上がり写真も忘れてしまいました…。んもうっ!でも「美味しい〜っ本格的〜」との声が聞こえてきたので良かったのでしょう♪
Asako
みんないい笑顔だね!
最初の頃は延々と深夜までトマト談義が続くフルーツトマト研究会のような様相だったけれども、いろんな栽培方法になり栽培方針もいろいろで以前のような脂っこい(笑)話にはなりません。何やらおめでたい話もあったようです

うまく言えないけれども、新しく農業を志す人たちが困難に直面したときに、同じ苦労をした(あるいは不器用な分もっとたいへんな思いをした)ちょっと先を歩いている先輩として細い道筋をしめせたらいいなと思ったりしています。いろんなことがあっても一生懸命ジタバタ努力していたら、いつか何かになるから(え?その程度じゃだめ? (^^;)最初の気持ちを忘れないで行ってほしいなと思います。

毎年お料理を何を持って行こうか迷うのですが、今年はこだわりカレーに挑戦してみました。
20種類ものスパイスが入っています。一つひとつのスパイスの香りは漢方薬のような(決していい香りとは言いがたい)ものなのですが…

渾然一体となると、あら、不思議、おなじみのカレーの香り (^^)
そして出来上がり写真も忘れてしまいました…。んもうっ!でも「美味しい〜っ本格的〜」との声が聞こえてきたので良かったのでしょう♪
Asako
posted by tomato at 09:50| Comment(0)
| 農作業
2018年12月16日
プチギフト
つぶとま、こしとまの小さいバージョン ぷちつぶ、ぷちこし のプチギフトを作ってみました♪
なめらかな こしとま も食べたいけど、たねのぷちっとした つぶとま も食べたい!どっちにしようか迷っちゃう〜っというアナタのために(笑)セットにしてみましたよ(^^) オンラインショップと、町内のお店やさん(美花夢さん、マルウささきさん、五味温泉さん)と梨の花さんに置いていただいています。
クリスマスプレゼントにほしい〜っと誰かさんにおねだりしてみましょう

今年は秋に暖かい日が続いていたので、急に冷えてびっくりしました。先週はけっこう冷えて木曜日はマイナス15.6度!工房の窓もぴりぴりとしばれています。
寄りでみてみるとこんな感じ…
ちょっと窓が汚れていますが
クモの巣がはるようにピピーっと線状にしばれています。霜がつくといってもアラベスク模様になったり線になったり、たしか空気中の水分量とか冷えるスピードだかそういうので模様が変わるんだそうです。面白いですね。
この日は野うさぎが走り回っていたみたいです。あっちにいったりこっちに来たり?玄関から庭のほうまで回っていました。
そんな寒い日でも工房の中は暖かくしているので大丈夫。朝から晩までかかってソース作りをしています。トマトのいい香りに満ちて幸せな気持ちになります(家事をサボれるしね、へへへ (^^;)
posted by tomato at 12:27| Comment(0)
| 農作業
2018年11月30日
都市を耕す 街を食べる

明日12月1日は、ゆっこさん( 田中 由紀子 (Yukiko Tanaka)さん)の映画会があります。以前インクレディブルエディブルの映画を観たことがありますが、たぶん、そういう話。
イギリスはいわずと知れた大園芸国でありますが、トッドモーデンという小さな町では花壇や駐車場のはじっことか、公共施設の植え込みにも野菜を植えて(それも見た目も美しく←ここ重要)誰でもそれを収穫して食べちゃっていいらしい。通勤の途中でそろそろキャベツのシーズンね…帰りにはあそこでトマトをいただいて、あっちに寄ってハーブを摘んで…ってやったりしているらしい。
ただ食料自給というだけでなく、野菜を通して人々が交流したり、植物を育てることによって育まれる情緒もあったりして、小さな種子から柔らかく波紋が広がっていくのです。
300円でおやつもついてる映画会。お友だち誘って、週末の楽しみにいかがですか?
はるころ日記さんにくわしい案内がでていたのでリンクを貼っておきますね。
はるころ日記 12/1 私たちの食を考える映画上映会
https://ameblo.jp/harukoro-kikaku/entry-12420749194.html
Asako
posted by tomato at 15:39| Comment(0)
| 農作業
2018年11月25日
農業分野における知的財産
先日は札幌へ行ってきました。農業分野における知的財産についてのセミナーに参加しました。わたしじゃなくて農協さんとか役場の方が聞いたほうがいいんじゃないかなと思うような難しい話でした (^^; でもGI(地理的表示保護制度)とか地域団体商標というようなブランド保護だけでなく、品種とか発明したアイデアとか栽培のノウハウまでもが本当は保護されるべき知的財産に含まれると知ってたいへん勉強になりました。
また実際の事例で、十勝の川西長いもの常田馨さんと歯舞水産物ブランドの中村直樹さんが地域ブランドについて、生産者の意識や求心力を高めてどんどんクォリティーを上げていっているとお話してくれました。作っている生産者たちが自分たちのブランドに誇りをもって、愛着をもって生産していくことこそが、自分たちの力になるのだと感じました。
お話してくれるみなさんの話す言葉が漢字ばかりで、内容がぎっしり盛りだくさんだったので、頭がオーバーヒートしています。もしもっと知的財産についてお知りになりたいという方がいらっしゃいましたら、わたしは説明はできませんがこのセミナーの資料を貸しますのでどうぞおっしゃってくださいね。(とても詳しい資料がいっぱいあるよ)
うちでときどき話しているのですが、クラウドを利用したスマート農業(?)は、いつどんな肥料をどれくらいやったかとかどのような温度管理をしたかとか、せっかく長年かけて蓄積してきた栽培技術を簡単に大企業に知られてしまいます。そうしたらそれを研究・解析して利用したら、大規模なフルーツトマト工場もできてしまうかもしれないし、そういったところにもう少し農民として危機感を持ったほうがいいんじゃないかと思いました。
ひー、難しいね。
Asako
posted by tomato at 18:49| Comment(0)
| 農作業
2018年11月15日
最近のお仕事
毎年のことながら、冬の前はハウスの冬じまいから文化祭(郷土芸能保存会)とあわただしく日々が過ぎてしまいます。無事ビニールハウスも雪が降る前に巻き終わりました。(今年も上名寄の農家の中で一番最後でした。のろんこですね〜 (^^;)
今年は雪が降るのがとても遅いですね。昨朝やっと地面にうっすらと白く積もりました。それも朝日とともに消えるくらいのはかないものでした。「こういう年は12月にいーーーっぱい降るんだよね」と脅すお友だちもいて、いまからちょっとドキドキ…。
いまは毎日目の前の工房に通って、トマトソース作りをしています。新しい工房はとても快適ですが、熱源が弱いため時間がかかる割に少ししかできません(投資金額の関係で仕方のないことなのです)でも一日中トマトの香りにつつまれて幸せ(^^)
今作っているのはつぶとまです。夏に冷凍しておいたものを使っています。試食しながら、
今回はなぜか種子が少ないよ?冷凍するときに書いた日付は9/7ということは7月半ばころ咲いた花かな?とするとそのころの天気が○○で蜂さんが□□でトマトの体調が△△だったからか?種子が少ないと味が◎◎な感じがしない?
とかいろいろ2人で話しています。相変わらずヘンタイだね 笑 まもなくネットでもお買い物できるようにするつもりです。お楽しみに♪
Asako
posted by tomato at 12:01| Comment(0)
| 農作業
2018年08月20日
納屋が進化中
工房の工事で大工さんが来てくれている間に納屋の工事もお願いしました。
ひとつは壊れかかっている入り口の扉の足元のところ、もうひとつは窓増設です。コレだけの仕事で来ていただくのは申し訳ないような仕事なんだけど、とても困っていたので助かりしました。そもそも土台の木が腐れているような納屋なので直しようがないと一度は断られてしまったものなのに、なんとか工夫して使えるようにしてくださったのでほんとに良かった!
もともと倉庫であって作業場でないので窓が少なくて、暗くて暑かったのがとても明るくなりました。
蛍光灯を何本も増設するよりも、窓がひとつ増えたほうが明るい!それが2つも窓が増えたのですから、文字通り「明るい職場」になりました。(^^)
そして風通しもよくなって涼しくなりました(といっても、もう寒いくらいの季節になっちゃってるんですが (^^; 来年の夏にはきっと涼しくなるよ)山形建設さん、イシカワさん、トモさん、ありがとうございますっ!
Asako
posted by tomato at 07:40| Comment(0)
| 農作業
2018年08月04日
収穫ラッシュ

このところ農場史上最高の収穫ラッシュでした。
トマトは花が咲いてからどんどん気温が足し算されて一定の量(?)に達すると(積算温度といいます)ほんのりと色づきはじめてそこからほんの数日で赤くなります。
7月末のアメダス史上最高の気温で、トマトたちの積算温度が貯まって、一斉に赤くなり始めたんですね〜(^^; もうほんとに追いつかなくてピンチでした。メールのお返事はこれから徐々にかきます、ごめんなさい。
2〜3日前から夜が涼しくなってきたので、少し収穫ペースも落ち着いてきました。日中はからっと気持ちの良い青空だし、トマトたちの調子はいいし、ますます美味しくなりそうです♪
ソース工房の方もどんどん進んでいます。先週くらいはこのくらいだったのに…

今日は外壁のバンキンも貼られて、おうちっぽくなっています。びっくり!
(自分でいうのもなんですけれど… (^^;)かっこいい工房になってうれしいです。山形建設さん、本当にありがとうございます。
Asako
posted by tomato at 11:56| Comment(0)
| 農作業
2018年07月17日
この星でいちばん高く遠くへ飛びたい!!

下川にきてびっくりしたことの一つが、ちびっこたちのスキージャンプ。
引っ越してきてまもなく仕事でいった先の酪農家さんに「スキーやらない?道具貸してあげるよ」と誘われて町内のスキー場にいったら、小学校入学前みたいなちびっこたちがスキー場を自由に走り回って(滑り回って?)驚きました。
こちらは20年ぶりのへっぴり腰でぼっこのリフトに乗るにも5回くらい失敗して後ろに並んでいる人に迷惑をかけ、やっと降りてくるのにもシュテムターンができるかできないかレベルだったのに… (^^;
そしてその小さい子たちがちいさなジャンプ台をひょいっと軽く飛んで遊んでいたんですね〜。ふとみるとその台の先に大きなジャンプ台があって、こちらは中学生くらいの子たちがすごい高さで飛んでいました。
子供の頃の冬の遊びが普通に "スキージャンプ" だったりするこの町だからこそ、オリンピック選手が何人も生まれるんですね。でもそのジャンプ競技は結構お金がかかります。
クラウドファンディングでこの子たちの夢を募金をすると、ふるさと納税にもなるらしい(すみません、このあたりよくわからないので、主催者さんに確認してください)
あとでよく読もうと思ってブックマークしたものの、目の前のトマトに追われて気がつけば締め切りまで あと3日! なのに目標額の60%くらいしか集まっていません…。
良かったら下川っ子たちのオリンピック行きを一緒に応援しませんか?4年後?8年後?にオリンピックを観ながら「あの子はオレの寄付でオリンピックに行けたんだ」なんて妄想をふくらませるのも楽しいですよ(笑)
下記リンクからクラウドファンディングのページへ行かれます。
https://www.makuake.com/project/shimokawa/
Asako
posted by tomato at 07:26| Comment(0)
| 農作業