2014年05月11日

若い人たち

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写真は札幌の中島公園の桜

GREENDAY2014に参加して思うこと

昨日は札幌に行って、自分のこれからのありかたについて真剣に考え悩んでいる若い人たちとお話してきました。わたしもついこの間まで「どうしたらいいのかわからない悩める人」だったと思うのに、いつの間にか「たくましく生きる人」になってたんだなぁ、なんて思いました。

とても柔らかくてデリケートでうっかりしたら傷ついてしまいそうな人たち。真面目にいっぱい考えて、いろんなことを心配して、失敗したらどうしよう、自分に何ができるんだろう、自分は本当にソレがしたいのか、と悩んでいるみたい。きっと考えれば考えるほど悩みは深くなっていくんだろうな。


わたしは、要点をかいつまんでわかりやすくお話しすることは不得手なので、人前で話す緊張から自分で何を話しているのかわからなくなってしまうこともあって(だからダメよーって言ったのに…)どこまで伝えられたかわかりません。もうちょっと上手に若い人たちの力になるようなことをお話できたらよかったんだけどね、ごめんね。


あー、こういうときに、あの詩がぴったりだよね!ほら、あれ!と思っても出てこない。おうちに帰ってから調べました。


清沢哲夫「道」

この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ



その一歩を踏み出すのはすごく怖いのもわかる。でも一生懸命生きて、一生懸命やってると周りが助けてくれるし、失敗して踏み外してしまっても、それがのちに自分の力になってくれる、絶対に。ほんとだよ。行きの汽車の中でも「失敗こそ大切」という話をしていたの。「成功」だけをつないで生きてきた人なんていないんだ。

そもそも「成功」ってなんだろう?たぶん人生は「成功」っていうゴールに向かっていくことじゃないんです。大切なのは途中の努力して歩んでいる道程なのかも。


あとね、たぶん大多数の大人も(その道のプロフェッショナルになった人でも)「明確な人生の目標」とか「なんとしても成し遂げたいこと」がわかってはじめたわけではなくて、なりゆきや運命のいたずら等でその道になってたりもします。でもそれがあとで振り返ってみて、案外「必然」に思えたりもします。


そういうわけで、昨日来ていたみなさんがこれからどういう方向に進むのかわからないけれども、でも歩み始めたら自分を信じて、その一歩一歩を大切にしていけば、いつかどこかへたどりつけます。がんばって!

                             Asako
posted by tomato at 15:31| Comment(2) | 田舎暮らし
この記事へのコメント
はじめまして、失礼します。
3段落目。
なるようにこと→なるようなこと
Posted by くらげ訂正便 at 2014年05月15日 03:54
くらげ訂正便さんへ
はじめまして!コメントどうもありがとうございます。

ほんとだ!間違ってますね。早速修正します〜(^^)/
Posted by Asako at 2014年05月16日 19:33
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