2016年05月31日

古いおうちの解体

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このところブログが滞りがちですみません!

トマトちゃんたち順調に生育していますよ〜揺れるハート 先週くらいに全部のハウスの定植が終わり、早いハウスは第一次誘引終わりで、続くハウスも誘引・芽欠き作業を行っています。5月は晴天が多くていっぱい光合成をしながらぐんぐん成長しています。作業も大忙しです。


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ブログ更新があまり進まなかった間に、今のおうちに引っ越してからずっとペンディングになっていた古いおうちの解体をしていただきました。解体作業をお願いしたのは去年の夏の穴掘りで大変お世話になった上名寄の後藤重機さんです。

今は解体したおうちを産業廃棄物で処分するのにものすごく細かく分類するようで、解体するのにも家を作るのと同じくらいのお手間がかかるのです。たとえば窓サッシも、ガラスとガラスの周りのゴムとサッシのアルミの三種類に分類しなくちゃならないみたい。電線も全部壁から取り外して、石膏ボード、断熱材、鉄くず、木材などなど、全部ていねいに分類していました。たいへんそう…。

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外壁も金属サイディングをはがして、その下の木をはがして、断熱のグラスウールをはがして…と作業を進めていったらなんと土壁がでてきました。

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屋根の板金をはがしたらその下にも屋根があったり…なかなか手ごわい解体現場だったようです。

大きな機械でぐしゃっとつぶすのではなくて徐々に分解していくと、どこが増築部分かよくわかります。ここはきっと初代のおうちだね。そこを改装して追加でこういう風にしたのかー、なんておうちの歴史を知るとちょっともの悲しくなります。

畳の下から昭和31年の新聞がでてきて原子力の平和利用(発電)についての議論が交わされていたりしました。当時は安全かどうかということよりもまだ戦争の苦い思い出から「平和利用なんていってやりはじめてから兵器に転用するんじゃないの?」みたいなことをみんなが心配していたようです。

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いまはもう何もなくなって家の前から国道までがらんどうになっています。解体中はちょっと感傷的な気持ちになりましたが、終わった今はなんだかさっぱりというかあっけないというか少しからっぽな気持ちになっています。


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全然関係ない話題なのですが、いただきもののホタテの稚貝の中に魚のうろこのようなものがありました。もしかして?と思ってルーペ(拡大鏡)でのぞいてみたら…

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この写真はクリックすると大きくなります、ぜひ!

なんと稚貝の稚貝?マイクロ帆立でした!すごいねー!最初はこんなに小さいんですね!

とても美味しくいただきました。ごちそうさまでした (^^)/

                         Asako
posted by tomato at 22:19| Comment(0) | 田舎暮らし
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