こだわりのフルーツトマトを直接消費者の方へお送りしています。
2014年11月10日
R住宅の話

先週落ち葉拾いの前に町まで行ったついでに「中古住宅再生プロジェクト」のオープンハウスに顔を出して話を聞いてきました。といってももちろん、うちをリフォームするわけではありませんっ!
わたしたちも北海道へ移住して、何度か引越ししましたがそのたびなかなか(程度のマシな)貸家が見つからず苦労しました。古くてもいいわと思っていても、その古さが「都心でいうところの中古」の想像をはるかに超えたものが多くて驚きました。せめて寒さとキッチンとお風呂・トイレくらいをなんとかした家があると引っ越してくる人も助かるのになと思っていました。
実は今の家を建てる前に、古い家をリフォームしようといろいろ調べていた時期もあります。地域の人とかかわりが出来て、どこ(の工務店さん)に相談したら信頼できるかという地元情報があってさえ、リフォームって不安がつきものです。本当に暖かくなるの?とか、思いがけない追加工事が出てきて追加の費用がいっぱいかかってしまったりしないの?とか、リフォームしても長持ちしなかったらどうしよう?とか…

そこでそういう不安を解消するためにできたのがこの仕組みらしいです。チラシによれば
・(施工業者さんじゃなくて)第三者の立場の専門家がプロのお道具を使って、状態をチェックしてアドバイスしてくれる
・見た目だけでなく、耐久性、耐震性、断熱性能の向上など、住まいの基本性能もUP
・どこをどんな工事したかの記録をとっておいてくれる
・リフォーム後に気密調査とか品質検査もしてくれる
・瑕疵保険も加入

たとえばこの屋根裏部屋を「子ども室」や「お友達とゆったり過ごす空間」にリフォームするとしたら、どんな工事が必要でそれぞれどのくらいの費用がかかるかというようなパネルも展示してありました。(よくわからないけど、ここのおうちの方がそういうリフォームをするわけじゃなくて、R住宅についてもっと知ってもらうために協力している方みたいでした)
床がたわんでいるのでそれを直して断熱材をいれて…という工事をした場合の実例の数字が出ていました。
いただいたパンフレットや、北海道R住宅のHPを見ると、「えっ、この家をリフォームすると、こんなに新築みたいになるの?」というくらいきれいで、新築よりも安くて(札幌あたりだと立地もよくて)長期のローンも借りられて、いいことばかりみたいですが、うーん、費用も相当かかるのね…。
新築みたいで新築より安くて、性能の保証もついていて安心、といった感じでしょうか。個人的にはこういうエコでみんなが幸せになるような取り組みには手厚い公的支援があったらいいのになあと思います。
北海道R住宅にご興味のある方は、
下川町ふるさと開発振興公社 クラスター推進部 徳間さん
01655-5-2770
へお問い合わせください。
おまけ

見学会のおうちの受付テーブルに「お使いになる方がいらっしゃったら無料で差し上げます」と貼ってありました。

冷凍庫や、姿見、プリンター等にも…
とても状態もよくて、きれいでした。きっとものを大切に使う方なのでしょうね。こちらもご興味のあるかたは徳間さんに?聞いてみてはいかがでしょうか。(うちもいま旧宅の片付け中で、差し上げたいくらいなのでいただいてきませんでしたけれど…(^^;)
Asako
posted by tomato at 08:57| Comment(0)
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