2017年04月24日

桃源郷

一昨年だったかな?珍しい 白小豆 というものをいただきました。くださった方が「一般的に白小豆と呼ばれるものでもけっこう黄みがかっているのがこの品種はかなり白くて珍しいものなんですよ」とおっしゃっていました。

ひと握りしかいただかなかったので全部煮て食べてしまってはもったいないような気がして、珍しい物を栽培するのが好きなまきちゃんにわけてあげました。まきちゃんは「できる豆の色が違うなら、花の色も違うのかね?」なんて言いながら喜んでくれました。

「まあ、待っとれ」とまきちゃん…???


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そんなことも忘れてしまったこの春、まきちゃんから「アンタからもらった白小豆、収穫したのを煮たから持ってきな!」といってきれいなこしあんをくれました!

ええーっ!増やして、しかも加工してわたしにくださるんですか!

ありがとう!まきちゃん!


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そういうつもりであげたのではないのに、本当にきれいなあんこにしてお返ししてくださったので、今度はわたしが さくらもち にしてお返しすることにしました。

小麦粉と白玉粉とほんのちょっとの食紅(トマトトーンで使うので常備されてるの、ふふふ)


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へへへ、美味しそうでしょ!

まきちゃんに持って行ったら、今度はたくさんのおいも(雪の下に保管していた昨年のじゃがいも…越冬じゃが)をくれました。わおっ!もらいすぎ!こんなにいただいちゃったらお礼にならんじゃん!


まきちゃんにお礼をしたいけど、どんなお礼ができるかな…と考えて…うちの余っているトマトの苗をあげることにしました。うちは暖房を入れて苗を作っているので、ホームセンターより早く苗ができます。ということは早く植えられる、つまりホームセンターの苗を買うよりも早くトマト食べられるようになる、ということです。

というわけで、苗を届けたらとても喜んでくれました。(^^) めでたしめでたし

そして昨日…


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どどーんと三色おはぎになって帰ってきました exclamation×2

まきちゃんは白小豆のほかに黒小豆というのも作ってみたそうで、三色おはぎ、全部小豆味!黒い小豆なんていうのもあるんですね。

たいへん美味しゅうございました。まきちゃん、ほんとにありがとうございますっ

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先月来た海外留学生の方たち報告発表会の中で、イハクさんが

「ここは桃源郷のようです」

とおっしゃっていました。みんなが誇りをもって働き、ひとびとが善良でお互いに愛し合っていきいきと暮らしを楽しんでいる…というように感じてくれたそうです。

まきちゃんと一連の白小豆をめぐるやりとりなど、本当に長いお箸の話(*注)みたいだなと思うのです。


【昔祖母から聞いた長いお箸の話】
天国でも地獄でもお食事の時間になると、すごーく長いお箸を使うのだそうです。目の前にごちそうがたくさんあって、どれでも好きなだけ食べていいらしい。でもお箸がすごーく長いので自分でつかんだものが自分の口に入れられない。地獄では目の前にたくさんのごちそうがあるのに食べられなくてすごく悔しい思いをするんだって。

天国でも自分のお箸で掴んだものを自分の口に入れられないのは同じなんだけど、みんな満足してにこにこしている。何が違うのかな?と思ったら…お互いに「あなたはどれが食べたいですか?じゃあわたしがあなたのお口にいれてあげましょう」「あらあら、ありがとうございます、では次にわたしがあなたの口にいれてあげましょう」とみんなでにこにこしながら好きなだけ食べられる…そしてみんな幸せ♪


こういう幸せな長いお箸の世の中になるといいね!

                               Asako
posted by tomato at 07:52| Comment(0) | 地域の話