2016年11月18日

あったかい家=COOL CHOICE

このまま根雪になるのかと思ったら、思いがけず暖気が入ってきていて日曜日はプラスの8度くらいになりそうな予報…。今もプラスの気温で雪がべちょべちょのぐちゃぐちゃになっています。

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明日は森とイエプロジェクトの「森からはじまる家づくりツアー」ですが、来月も森とイエの家づくり講座があります。あったかいおうち(性能や住まい方)はCOOL CHOICE(CO2排出削減に向けた賢い選択)なんだそうです。森とイエで建てようかなという方でなくても、新築じゃなくて改築でも、たぶん賃貸住宅を選ぶときにでも役に立つ話をしてくれるのだと思います。

照井さんは「あったかい家のつくり方」、櫻井さんは「あったかい家の住まい方」、小倉さんは「あったかい家とコストの話」の予定です。森とイエの建築家さんたちはより多くの人たちによりよい暮らしをしてほしいと思っている人たちなので(たぶん)面白いと思いますよぅ。

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いろんな考え方があると思うけれども、おうちというのは毎日のことで、ずーーっと何十年ものことなので、「お得」とか「かっこいい」じゃなくて、わたしは「ていねいに作ってくれる」とか「それぞれの家族の、それぞれの暮らしにあわせて作ってくれる」とか「夏は涼しくて冬はあったかくて、居心地の良いおうち」というのがいいなぁと思います。いろんな家族がいたらいろんな「いいおうち」があるんだと思うんです。自分にとって「いいおうち」ってどんなかな?と考えるきっかけになったらいいね♪

それと森とイエプロジェクトは地元の工務店さんでいつでも気にかけてくれる安心があります。山形建設さんは、いつでも頼りになるほんとにハートのあったかい社長さんです。(実際3年暮らしてみて困ったことなんて全然ないのです)山形さんに建てていただいてほんとによかった!

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話は変わって

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今日は保険推進委員(地域の保険係)で和寒町に行ってきました。帰り道がつるつるで、うちの近くにも車が落ちて(路外逸脱)いてびっくりです。みんな気をつけましょうね〜。

                       Asako
posted by tomato at 18:35| Comment(0) | 地域の話

2016年11月16日

新規就農優良農業経営者表彰

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東京のあとは札幌へ。なんと北海道農業公社さんから平成28年度の新規就農優良農業経営者の最優秀賞として表彰されたのです。これは北海道に新規就農して10年くらいの人を対象として、「優れた経営を実践されている方」を表彰してくださるのだそうです。

もちろんうちのことですから (^^; 「売上高」とか「収益率」が全道ナンバーワンということではなくて地域に根付いて地道にがんばっているあたりを評価してくださったのだと思います。

振り返ってみればこの10年、師匠をはじめ多くの農家の先輩方にトマトや農業の技術についてご指導をいただき、地域のじいちゃんばあちゃんたちにはかわいがっていただいて、役場や農協等関係機関のみなさんの適切なアドバイスをいただいて、うちのトマトを美味しいって言って喜んでくださるお客さんたちがいたからこそ、続けてこられたのです。

だからこの賞はわたしたちがいただいたというよりは、うちにかかわってくださったみなさんがいただいた賞じゃないかと思うのです。わたしたち2人だけだったらきっと続けてこられなかったと思います…。みなさん、本当にどうもありがとうございました!

これからはこの賞を励みに、いっそうがんばります!そしてわたしたちのあとに農業をする若い人たちも楽しんで農業ができるようにお手伝いしていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。

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朝一番の汽車で行っても札幌の表彰式の時間に間に合わないので、前日から札幌入りでした。表彰式前のあいた時間に少しだけ札幌見物。もう世の中はクリスマスなんですね〜。

表彰式のあとわたしたちは帰ったのですが、一緒に行ってくれた役場のワタナベさんは続けて研修です。このあいだも「地域資源を活かした農村づくり促進事業(ちょっと名前が違うかも?)」で、農政課のみなさんと道庁(?)の方がいらっしゃって、過疎最先端のこの町をどうやってもりあげていったらいいんでしょうね?とみんなで考える会議があって、そこでもワタナベさんとご一緒でした。役場の方は会議や研修会やいっぱいあってお忙しそうなんですけれども一生懸命、町やそこで暮らす人たちのことを考えてくれているようです。農政課のカチョーのイチダさんもいつもとても親切ですし、新しく農業をやってみたいなと思う方がいらしたら、ぜひ下川町の農政課に話を聞きに来てみませんか? (と、ちょっと宣伝も… (^^;) 自然環境は厳しいけれどもそれを上回る魅力のある地域で、人もあったかいところです!

                        Asako
posted by tomato at 10:23| Comment(2) | 新規就農

2016年11月12日

東京へ

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いつもだったらビニールハウスの片付けがひと段落して、ドカ雪の心配のない11月上旬。こんなに作業が遅れるとは思っていなかったので、あわただしい出発になってしまいました。(しかもまだ片付けが終わってないままでの旅立ちです)

週間予報をみてあまり天気がよくなさそうなので(育苗ハウスが降雪でつぶれてしまっては大変なので)、トマト氏だけ一日早く戻ることにしていたら、まさかの航空会社から「悪天候のため、帰りの飛行機が飛ばないかもよ?」とのメール…。ええーっ。仕方ないのでトマト氏は翌朝一番の飛行機に振り替えてもらいました。(Asakoは同じ日の最後の飛行機で帰る予定)

実家から地下鉄の始発で空港に行ったトマト氏。順調にいけば午前中に家にたどり着ける予定。でもその飛行機さえ「旭川に向かう予定だけど、天気がわるいから、札幌に下りるかもよ?」といわれ…(旭川空港に置いてある車をどうすりゃいいのよー!)乗っている本人も東京で連絡を待つAsakoと実家の家族もやきもき、はらはら…。

上空でぐるぐる状況待ちをして、なんとか旭川に降りられたのですが、下は吹雪…。

親に心配をかけるといけないから言わなかったけど、旭川が荒れてるってことは下川も相当降っていると思われ、それはつまり「育苗ハウスがやばいかも!」で、トマト氏もAsakoも内心どきどき…。テレビのニュースではヨソの国の大統領のことばかりやっていて、下川の天気なんてもちろんやってくれないし (^^; 帰ってくるまで気が気ではありませんでした。

それでもとりあえず無事2人とも帰ってこられたし、育苗ハウスは無事でしたし、関係者のみなさま、ご心配をおかけしてすみません!

戻ってきてから地元の先輩農家さんに会ったら「あさちゃんたち東京に行ってるって聞いてたから、この吹雪でハウス心配だったよー。もっと降っていよいよやばくなったら俺が除雪に行ってやるかなと思ってたのよ」なんてありがたいお言葉をいただいて、ほんとにここ(上名寄)に来てよかったなぁとしみじみ思ったのでした。

雪のある季節に2人で出かけてしまうというのは、ほんとにこりごり。


上の写真は実家のベランダからみたスカイツリー。近いでしょ?

                         Asako
posted by tomato at 18:59| Comment(0) | あれこれ

2016年11月07日

疲労困憊

夏の終わり頃には「今年は平年より季節が3週間遅れている」と思っていたのに、冬は「平年より2週間早くやってきた」感じです。つまり秋はありませんでした。

いつもなら10月に雪が降ることがあってもそれはわりとすぐに融ける、あるいはしっかり降っても11月上旬には穏やかな日が続いてやっぱり土の地面がでてくるのですが、今年はこの調子でいったらもしかしてこのまま10月の雪から根雪になってしまうのではないかと思うくらいの勢いで毎日毎日雪が降っています。

トマト氏とふたりで空を見て、週間天気予報を見て、ハウスを見て、また空を見て…いったいいつビニールを巻き上げられるだろうか?とジリジリ悶々しながら待機する日々。晴れてビニールの雪が落ちるのが待ちきれず、強引に出動してみたものの挫折したこともありました。

曇りの日に長ーい雪落とし棒でハウスの屋根(100坪分の屋根を2つ)の雪を下ろし、落とした雪で埋まったハウスバンドの結び目を掘り出し、バンドを緩めてビニールをとめているスプリングを外し…とここまで半日がかりでやってきたのに、そこでまさかのいきなり向かいの山も見えなくなるくらいの猛吹雪(しかも湿雪)。ほんの10分くらいの気まぐれの吹雪なのに、半日がかりで落とした雪がまたハウスの屋根にべったりと乗ってしまってもはや作業困難で断念したこともあります。(着雪注意報のでるような湿った雪でその時点で午後1時くらいだったので、その日はもう融ける見込みもないしまた雪下ろしからはじめたら作業の途中で日没で見えなくなってしまいます)。

それでもなんとかタイミングを待ちつつ、ゲリラ的作業を繰り返し、なんとか全部のハウスのビニールを巻き上げることができました。

毎日、すぼずぼの新雪の中を歩き回り、軽トラックはぬかりながら進み、前日に掘ったハウスバンドの結び目をまた掘るところから始めて、ハウスに登れば足についた雪でつるつる滑り、ビニールはしけって重くねっぱって、もう何をするにも困難で疲労困憊しました。体感的には曇ったり晴れたりする平年の10倍くらい大変でした。

このあたりの作業は大変すぎて写真を撮っている余裕は全くありませんでした (^^;

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ビニールを巻き上げたあとも残り作業があります。ハウス周りの備品を雪で見えなくなってしまうまえに所定の位置にしばりつけておくのです。たとえばハウスの扉とか…。

立てかけておいたものが倒れて埋まっているので、掘り出します。

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まだ気温が高いので(マイナス1〜2度から、プラスの2度くらいの間)雪が湿って重いです。二人で掘り進んでいくとようやく扉が見えてきます。ほんの10cm程度積もっただけでもどこになにがあるのか全く見えなくなってしまって、知らずにここを歩いてしまうとつるっとすべって尻餅をつくことになります。「雪の下になってしまう」というのは想像以上にいろいろたいへん。

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掘っては立てかけ、ひもで縛っていきます。これを16ヶ所。

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それからハウスのドアレールやスプリングと呼ばれる部品も掘り出して縛ります。

だいたいいつもこの作業は8棟やって2時間程度なのに、同じ作業をするのに丸一日かかりました。まだ冬篭りする前にやっておくべきいくつか作業は残っているものの、とりあえずここまで終わらせておけば大丈夫。ここまでやっておかないと春にとても困ったことになります。なんとか無事ここまでたどり着いてほっとしました。

今まで辛い農作業の代名詞として「みぞれの降る中、泣きながらビニールを上げる」というセリフがあったのですが、湿雪の中ビニールを上げるのはそれを上回る大変なことでした。(^^; 


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夜は吹雪の中、木工マニアのみなさんの話を聞きに行ってきましたよ。

町内の方はどこかで倉橋さんの作る木のおもちゃをごらんになったことも多いのではないでしょうか。「もったいない」から始まって30年。途中にいろいろあったけれどもここまで続けてきてよかったなぁというお話、良かったです。(^^)

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クラフト蒼の臼田さんもちらちらと町中で噂を聞くことはあってもお目にかかるのはじめて。尻尾を振る小鳥がとてもかわいいです。こういう方が森林の町に移住してきてくれてうれしい。倉橋さんは「下川は森林の町なんだから、川上(森)から川下(消費者)まであったらいいのに」とおっしゃっていたのはきっとこういうことなんでしょうね〜。

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そしてうれしそうにお話する谷目さんと驚きながら話を聴くコーディネーターのなかのくん(右)

谷目さんの話は何回聴いても「すごいなー」と感動します。夢をあきらめないって大切ですね〜♪


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お話を聴いたあとは作業場の見学に行きました。

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たくさんの道具といろんな機械があって、みるものすべてが興味深いものでした。木工ができたらきっと楽しいね!

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希望者にも体験させてくれましたよ。これはせんばんという機械だそうです。回転するものをろくろみたいに?削っていくようです。

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こっちはいとのこ。ミシンなんとかって呼んでたかな?倉橋さんの教え方が上手で、初めての人たちも次々にキツネなどを切り抜いていました。

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これは谷目さんのオルガンの楽譜を作る機械(この機械自体も谷目さんの手づくり)。わたしはこれでがっちゃんがっちゃんといくつかの穴を開けさせてもらいました。木工体験とはいえないけどいいノダ!(^^)

楽しい時間はあっというまにすぎてしまいます。夜の懇親会も楽しみにしていたのだけれども、昼間のハウス作業で疲労困憊してしまって(とうとうトマト氏はダウンしてしまったし)懇親会には参加せずに帰宅しました。とても残念。いつかまた聴きにいきたいなあ。


                                Asako
posted by tomato at 09:01| Comment(0) | 農作業

2016年11月01日

○○マニア

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どんな分野でもその道のマニアの話は面白い。どこまでも深く追求していってしまって他の追随を許さない。何を聞いても「よくぞ!聞いてくれました!」といわんばかりに嬉々としてどこまでも詳細に熱く、暑苦しく語ってしまう。それがマニア。(またの名を「へんたい」)

しもかわについて深く掘り下げようという取り組み(それが地域学しもかわ学会)の中で、今年は木に関係する へんたいさん マニアのみなさんたちの話を聞いてみようということになりました。

登場するお三方、噂に聞くだけでも相当掘り下げているようです (^^) 登場人物についてはサト美ちゃんのブログで紹介してくださっているのでそちらをご覧になってくださいね♪ふふふ、面白そうですよぅ。


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マニアといえば、図書室から借りてきたこの『カラスの教科書』がとてもとても面白いです。分厚さにちょっとためらわれるかもしれませんが、全編を通して作者松原さんのカラス愛が伝わってきてあっという間に読み終えてしまいます。植木さんのイラストカラスくんもとても愛らしい。この本一冊読めばみんなもカラスが好きになっちゃうよ。(実はわたしは前からカラスが好きです。農場にいるカラスたちともお友だち。この本をリクエストして図書室に買ってもらったのは実はわたしナノダ… (^^;)続編の『カラスの補習授業』も図書室にあるので、読むのが楽しみです♪

最近は町役場の住民課のおじちゃんのところに「町中にカラスが増えていて怖い、なんとかしてくれ」という声が寄せられているとか。この本を読めば群れているのは若烏たちでちっとも怖くないよとわかってくれると思うなぁ。なんなら集まっている彼らを観察してみると遊んでいる様子とか序列とか発見できて面白いよ!(←『カラスの教科書』に相当毒されてしまっているかも!)

『カラスとカケスの物語』はアイヌの特集にでていた本です。カラスくん、時代や場所に関係なくこんな風に思われていたんだとちょっと納得してしまったり…。


                               Asako

ハウスの屋根に積もった雪に気持ちはジリジリあせりまくり…強行突破するべきか、いやもう少し我慢か…昨日も今日も一日中悶々しそうです
posted by tomato at 08:37| Comment(0) | 地域の話