2015年08月18日

地下水の話

誰に聞いても、うちのように地下水位の高い畑で土耕(根っこを制限しないで自由に伸びられるようにして)で、フルーツトマトを作るなんて無理いわれます。でも美味しさを追求していくと、やっぱり根っこは自由にして土の地面で育ててあげたい。今までいろんな地下水対策を施してきたけれど、なかなか決定打はありません。

今年のように雨の多い年は、せっかくご注文をいただいてもご期待に応えられるようなものをお届けできるだろうか?と日々悩み胃に穴があきそうな毎日です…。

ところがなんという偶然!今年縁あって、うちでお仕事をしてくださっている方が実は地面の下に詳しい方だったのです!それで連日作戦会議をして、後藤さんのお力を借りて地面を開いてみたところ…


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でたー!

この地下水の近さ!びっくりです!トマトの根が十分届く近さにたっぷりの水…。地下水が近いとは思っていたけれどもこんなに近いとは思わなかったわ。この10年、見えないところにあるコイツに苦労させられてきたのかと思うとなんといっていいのかもうわかりません。

山のお仕事をしているプロの話では、「地面を開けてわいたとか、水がよってきたとかではなくて、恒常的にこの高さまで水があるのだろう」という話。これではぎゅぎゅっと水の絞れた美味しいトマトは作れません。

この水をなんとかしないことには糖度はあがりません。

でもこの水を捨てようにも、うちよりも低いところはないので捨てられません。いろいろ相談したのですが、ポンプでくみあげて捨てるしかないだろうという話。でも栽培期間中ずっとポンプアップするわけにもいかないのでは?とかなんとか課題山積なのですが、ともかく状況を把握するためにも水中ポンプをお借りしてきて動かしてみました。

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2台で連続運転するとようやく底が見えてきました。だんだんに水が澄んでくると(写真ではわかりませんが)湧き水になっているのがわかります。

空運転してポンプが壊れるといけないので、夜8時にポンプを止めたら朝にはまたたっぷりの水がたまっていました…。水の豊かなところなんですね(って悪い冗談にしか思えない…)これからどうしようか、これから関係機関に相談しつつなんとか解決したいと思います。


おまけ

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工事の前に、予定地に植えてある百合を切りました。


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玄関に活けたら家中いい香りになりました。少しは気持ちもなぐさめられます。


6月に植え替えたヨーコちゃんの樹、根っこが自由になってますます元気になっています。

Before
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After
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やっぱり植物は根っこなんですね。


                           Asako
posted by tomato at 06:27| Comment(0) | 農作業